先日キャンプへ行った際、とうもろこしを焚き火で焼きました。
少し変わった焼き方なのですが、私は1番美味しい方法だと思っています。
カナダに来て1年目の夏に、一緒にキャンプに行ったアゼルバイジャンの人に習った作り方です。

「美味しいとうもろこしの焼き方を知ってる。」とカナダ人に言うと、必ず「皮をつけたまま焼くんでしょ?」と聞かれますが、ノンノン。

 まず、火を起こし燠にします。
炭があればなおよろしいかと思います。
が、私はたいてい薪で作ります。

 そして、皮を剥いたとうもろこしを燠の上に直接おいて、焼きます。
燠は結構カンカンに起こしておいたほうが良いです。
あまり弱火だととうもろこしが乾燥してしまうからです。
あっという間にパチパチはぜて、こんがりすぎる!と心配になるほど焼きます。

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 全体に黒く焼けたら、予め作っておいた冷たい塩水にぼちゃり。
塩加減はパスタを茹でるくらいの濃いめが吉。

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塩水の中で、焦げを擦って落とします。
塩水は焦げ落とし、味付け、冷却の3役を果たします。

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焼きもろこしの出来上がり。
燠の上に直接落とし、黒焦げにするパフォーマンスでみんなを驚かせるのがとても楽しいです。
そして、お味もびっくりするくらいの美味しさ。
騙されたと思って、ぜひ一度お試しください。

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↑ホワイトテイルレイク

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↑釣りをするクマ